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GW工事 Kホテル #1

  • 執筆者の写真: ALPHONSOの仲間達
    ALPHONSOの仲間達
  • 2019年5月3日
  • 読了時間: 4分

更新日:2019年5月11日

ここのところ、会社のブログはスタッフに任せっきりだったので、久しぶりに書きます。

今年のGWは期間中の工事が2件。 一応完了しましたが、その後の追加・是正で動いている現場がもう一件と、なかなかどたついています。 その一件が、金山にあるホテルの割烹料理のお店です。 40名の団体席を、通常稼働しやすい様に個室に分けれる様にしたいという依頼です。 4/27(土)から、工事の仕込みで入ります。

その日は、ランチと夜の営業もあるので、大がかりな事は出来ませんのでスプリンクラーの移設の準備や、可動間仕切りのレールの納まりの確認程度です。


4/28(日) まずは解体工事です。



工事日程も短いですが、ホテルの中での作業なので音の問題もあり、作業時間が限られます。 解体をしながら同時に間仕切りも建てていきます。


急遽、入り口に建具を付ける事となり、

そのまま普通に付けたら面白くないので、丸太梁を鴨居にしてみる事にしました。


この丸太は、ココで使う建具と共に京都に買いに行きました。


その話しは、また別の時にでも。













4/29(月)引き続き、間仕切り工事です。

今回の物件は、壁や開口の角は全て丸くします。 今回の改装でメニューも一部変わります。

そのため、客層やお店の雰囲気を高めるために壁や窓の角を丸くしてみます。


ここまで丸くした事は初めてなので、少し心配ですが、とりあえずやってみます。


○の半径は下地で30Rです。 おそらく、仕上がりで35Rぐらいになります。





4/30(火)間仕切り工事の最終日

塗装のパテが夜から入ります。

僕は角のRを自分で削ってました。


天井に可動間仕切りのレールを仕込み、人も多いので職人さんはかなりピリ付いてます。

こういう現場感が、良いですね。


平成最後の日だというのに、そんなノスタルジックな感じは一切無いです。

ただ、この日は長年勤めてくれた片腕とも言える存在の竹島が最後の日でした。

もっと、ちゃんと送り出してあげたかっけど、現場がドタバタでなかなかちゃんと準備が出来ずに残念です。 また、日を改めてこのお店で送別会をやるつもりです。

竹島さん、今まで本当にありがとうございました。


5/1(水)

今日から、令和です。

ただ、今日もそんな新しい気持ちにはなる余裕も無いですね。


昨日削ったRの角を、パテで下地作りです。


仕上げはジョリパットですが、なんかうまく行きそうな下地です。

ちょっとホッとします。


本日の作業は左官工事・木工事・電気工事、スプリンクラーの移設、そして通路の家具の塗装です。

米松の板目のベニヤが張ってあったんですが、経年劣化が激しいので表面を全て焦げ茶で塗りつぶします。

米松の板面目は木目がはっきりしているので、塗りつぶしの塗装をしてもある程度木目は出ます。それでもうより木目が分かる様につや有りで塗装します。

足下には間接照明です。 実際はもっと暗いお店なので、躓き防止のためにも足下は明るい方が良いですね。



5/2(木)今日の作業は、左官工事、木工事、防災工事です。

そして、今日は通路の土間打ちをします。

なぜか、勾配が付いていた通路だったのでモルタルで水平にします。

仕上げはカーペットですが、それは後日となります。

土間を打つと、床が綺麗になるので気分が良いです。


レール隠しの造作や、木の見切り作業も大分出来てきました。



5/3(金)左官仕上げ工事・木工造作工事。

ジョリパットを塗るだけでは、毛羽立ちがあるのでネタを付けた後に水を掛けて押さえていきます。

最初この壁の仕上げは漆喰にしたかったのですが、漆喰だと割れやすく欠けやすいので、ジョリパットにスサを入れて、なるべく鏝目が出ない様にして漆喰風にしていきます。


木の間も1つづつ押さえていきます。



塗りたてなので、艶にムラがありますが、綺麗にRが表現できました。



入り口のRは200R(半径200ミリ)なので、もう少し大きいです。


何とか柔らかさが表現出来てきました。


これなら、これから他でも使える。


実験したわけではありませんが、造作を少なくしたシンプルなデザインに、ちょっとしたアクセントを入れたいので、今回はこの施工にチャレンジしました。









可動間仕切りも無事に取り付けれる事が出来、今日の作業は順調です。






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